【早い内にクレジットで失敗しとけ!】大学1年の半年で滞納地獄に陥った話
どうもたみおです。
今日はクレジットカードについてのお話です。
今の時代、何を支払うにもまず『クレジットカード』となってるぐらい世に出回ってるものですよね、もちろん多くの人が持ってると思います。
ただクレジットカードと言うと
「使い方には気をつけろ!!」
「お金が無限にあると思うな!」
と周りから口酸っぱく言われてると思います。
ぼくもそう思います。
ただその伝え方はちょっと違うかなと思って、
いくら口で言われても身をもって失敗しないとわからないと思うんです。
なので今回の話の切り口としては、
使い方に気をつけろってスタンスではあるんですけど、
いっぱい使って早めに失敗して学習しといた方が今後のためだよ、
って話をしたいと思います。
かく言うぼくも大学1年生のときにクレジットカードを初めて作りまして、大失敗を致しました。
この失敗談を聞いて「気をつけよ」って思うんじゃなくて「同じように失敗してみよ」ってのが面白いんじゃないかと。
まぁ失敗したところで責任は取りませんが!
ではいってみましょう。
書いてみるとかなり長くなってしまったので、時間があるときに読むことをオススメします!
・クレジットカードを作ったきっかけ
大学1年の初め頃、
ネットで何かを注文しようとしたとき、支払いがクレジットしかないことに気がついた。
何を買いたかったのかは全く覚えてないけど、どうしても必要なものだったらしい。
普通ならそこで「じゃあ違うところで買うか」となるが
諦めることなく、親に頼み込んで同意書まで書いてもらって楽天カードを作った。
これがすべての始まりだった。
別に現金がないから作るってわけではなかった。
親にも「これ以降使わないでね」と釘を刺されたのが記憶に残っている。
・地獄の始まり
そこでの支払い以降あまり使ってはいなかったが、秋頃になり学祭のシーズンに急展開を迎えた。
学祭シーズンになるとぼくの加入していた音楽サークルでは、学祭へ向けてのバンド練に明け暮れる。
当時は1年生のだったこともあり、3バンドぐらいしか組んでなかったため、実際にはそんなにスタジオ代が必要ってわけでもなかったはずなのだが、何に使っていたのか、現金が少なくなって来た様子。
そこで出てきたのが満を持して登場の楽天カード。
「スタジオ代カードで払っていいすか!」を合言葉に、しきりに楽天カードマンに成り上がっていく。
ここでポイントなのが、クレジットでまとめて払うことで他のメンバーから「現金」を受け取れること。
さも、タダでスタジオには入れただけでなくお金まで増えてなんだこの最強なカードは!!と完全に中毒に侵されていたのが記憶に新しい。
味を占めたぼくはそれを皮切りにネット注文でもコンビニでもなんの支払いもクレジットでやるようになった。
なんせ現金がその場で失われない。無限にお金がある気がしてくるんですよね。
・現金不足の滞納地獄
もちろん使った分だけ請求が一気にくる。
それも忘れかけてる翌月末に。
請求金額10数万円と表示されたときはさすがにチビりかけた。
今でこそ10万ぐらいならと思うかもしれないが、当時学生で週4.5で学校に通っていたぼくのアルバイト給料は多くても7.8万円。
「さすがにこれは払えないわ...」と思ったのも束の間リボ払い、分割払いという救済処置の存在に気づいた。
月々の返済額を抑えることができると。
そうして一時的にはしのげど、翌月そしてまた翌月と請求は続く。
請求を現金でしてしまうとその分現金はなくなります。給料直後にほぼ無一文、なんてことはザラにありました。
そこで支払った分、使用額に余裕ができたカードで毎日を過ごす。
けど支払いは追いつかない。
現金もないのでまたカード使います、上限いきます、また分割します、の繰り返し
正に地獄のような日々でした。
当時はアホだったので請求のために働いてるなんて感覚はなく、好きなものを買って自由に生きてるつもりだったのだ。
問題はそこからだ。
当時のアルバイトの給料日が毎月10日。
カードの支払いが27日。
これだけ見れば月頭に給料入ったらそのまま月末に支払えば済む。
しかしながら当時アホ過ぎるぼくは月末に一気に来た支払いをさばききれずに周回遅れになり、
前月27日の支払いを滞納してその月の10日に払うという
滞納地獄に陥ったのだ。
毎月頭にかかってくる電話。
もちろんその電話には出ず、10日にしれーっと滞納分を振り込む。
そんな生活を1年ほど続けていた。
ブラックリストに載っているのは確実
流石にこれはマズイ、完全にアリ地獄の中にいる。
このままじゃ抜け出せない。
けどあったら使ってしまう。
ではどうしようか、悩みに悩んだ。
・一筋の光が見えた
そこで一つの解決策が浮かんだ。
「そうかクレジットカードを物理的に使わないようにすればいいのか!」
そう思った直後に当時の彼女にクレジットカードを預けた。
「おれが使わないように預かってて!!」
そしてその場でネットに登録されているカード情報(Amazon、楽天もろもろ)を削除してカードを使える状況を一切断ち切りました。
そこからようやく返済の兆しが見えてきたのである。
・徐々に減ってくる請求額、増えてくる安心感
そこからというもの順調に返済をし続け、
去年の12月ようやくほぼ完済した。
このほぼ完済というのは、
当時36回分割した耳垢みたいな請求が残ってはいるため完全に返済を終えたわけではないというためだ。
地獄のような日々をようやく抜けられた時の安心感は何にも代え難い偉大なものであった。
自らで縛り、自らに縛られ、支払いをするために働くという日々は果たして幸せなのだろうか。
いま一度、考え直さねばならない課題である。
ひとまずここで私のカード返済地獄を終えたことを報告させていただく。
っとまぁこう言った具合な日々を送っていたわけです。
今思い返してもトリハダが立ちます。
ただやっぱり失敗してみて初めてお金の使い方とか働き方とかに気づける側面はあると実感したので、
一辺倒に「使うべきじゃない!」とか「使い方本当に気をつけてね!」って言うんじゃなくて失敗して気付こうね、って価値観を共有したかったわけです。
長らくここまで読んでくださって
ありがとうございます。
ステキなクレジットライフを。
ではまた
たみお