どんなライブも飽きてしまう ~飽きないライブのつくりかた~
どうもたみおです。
早速なんですが、タイトルの通り
ぼくはライブに行くとすぐ飽きてしまうんです。
それは例えばインディーズバンドの30分尺のライブでも
大きな会場でやっているプロの2時間のライブでも変わらず。
知らないバンドだったり曲自体知らないとかだと尚更なんですけど
好きなバンド好きなアーティストでも割とすぐ飽きてしまいます。
平均すると尺の4分の1を超すと「ああ帰りたい」ってモードになっちゃうんですね
30分尺だとだいたい7分半で、
2時間尺だと30分ぐらいで。
もちろん最初ライブが始まったとき、幕が開いてアーティストが出てきたときは
「わあ、すごい本物だ!!」とか
「かっこいい!演奏うま!!」とか感動するんですけど、
その感動が長く続かなくて途中でモードチェンジしちゃうんですよね
そのあと「帰りたい」モードの中やっと終わったと思ったら
まさかのアンコール。
もうやめて~って気持ちなんですよねそのモードのときは。
じゃあなんで飽きちゃうのかってのを考えました。
むしろ飽きないライブってどんなのだって考えました。
ぼくが見てきたライブの中で飽きなかったライブ。
それは
「自分も一緒になって楽しめること、そのライブに参加できること」
ライブなんだからその時点で一緒になってるじゃん、とか参加してるじゃんっていう話ではないんですよ
ライブとしての「演出」の話なんです。
例えば、2時間多少手をあげたりはするけど基本立ちっぱなしでライブを見てるのと、
みんなで同じ動きをしたり、お決まりのノリがあったり、観てる側も一緒になって楽しめる「演出のある」ライブがあったらどっちの方が楽しいか
絶対後者なんですよね
それがぼくが感じた飽きないライブの演出で、
要は、観る側(お客さん)も含めて「ライブを演出する出演者にすること」がライブの価値を高めるコツなのかなって思います。
今までの考え方だとアーティストがお客さんに対して演奏して、
お客さんはそれを見る、という一方的な構図だけれど
それだとどうしてもお客さんが手持ち無沙汰になってるし
何回も見ると飽きてしまうし、一辺倒で面白みがないと思ったんです。
まあ今まではそこをアーティストの「魅せ方」でカバーしていた部分があると。
そうじゃなくてライブでどうお客さんを巻き込んで
全員が飽きずに楽しめる「場」を提供できるか。
ってのに重きを置けばより楽しいライブができるんじゃないかと。
さらに言えば今の時代にもあってるのかなと。
例えば映画とかもそうですけど、
2時間座りっぱなしとか2時間立ちっぱなしってキツいんですよ
元々、少し前までは暇つぶしの一つとして、
2時間座ってるってのは良かったかもしれないんですけど
1つものに集中して2時間ってのは現代人にはちょっとキツイと思っていて、
今の時代、スマホをいじってればいくらでも暇はつぶせるし
基本みんな何かしながらスマホをいじってるっていう生活をしてると思うんですよ。
テレビ見ながら、映画見ながら、食事しながら
それが当たり前でマルチタスクが普通になってる。
その中で、2時間その場で拘束されるってのはかなりハードルが高いと思うんですよ
なので今まで通りのただアーティストがライブをして
それを観覧者が見るっていう一方的な形自体が今の時代に合ってないと。
っていう流れでぼくのライブに飽きてしまうっていう問題が発生していると考えたわけです。
立ちっぱなしで観させて「どうだおれらのライブは!!」ってのじゃなくて、
お客さんを巻き込んで「みんなでライブを創る」っていう構図の方が確実に面白いんじゃないかと思うんです。
むしろぼくがそっちの方が好みなんです
そういうライブの方がエンターテインメントなんじゃないかなって思うんです。
けどきっと音楽の世界だと「ロックじゃねえ」という熱い人もいるので、全く否定するわけではないですしそういう熱い音楽も好きですしかっこいいです
ただ一個人として、飽きないためにはこういう演出があっても面白いんじゃなかなっていうお話でした。
まあ今後も行きたいライブには行きますし楽しむ努力はするつもりですのでどうぞご贔屓に
ではまた
たみお